無職が「貯金の減るスピードを抑える」ためにやったこと3選
私が「貯金の減るスピードを抑える」ためにやったことは次の3つです。
- 失業保険を受ける
- 固定費を削減する
- メルカリで不要な物を売る
無職になってからもうすぐ2年になりますが、ここまで貯金を崩しながら生活してきました。
しかし、ただただ貯金が減っていく状況では、どうしても不安や焦りに駆られてしまいます。
なので少しでも減るスピードを抑えたいと、上記3つをやってみました。
すると思った以上に効果があり、毎月の支出が減り「心の余裕」が生まれました。
無職中を有意義に、そして快適に過ごすにはこの「心の余裕」はすごく大事です。
今回はこの3つを実体験を交えて紹介します。
目次
1. 失業保険を受ける
「そりゃ失業保険は受けるでしょ」と大半の人は思うかもしれません。
しかし中には「面倒くさい」「ややこしい」「あとでやろう」と、後回しにして結局申請しないという方もいるようです。
確かに、最初にハローワークに一度申請して「はい、給付金あげます」とはならないので手間ではあります。
給付期間中は月に数回ハローワークに足を運ばないといけません。
ですが「もらえる額」と「手続きをしたり、足を運ぶ労力」とを比べると申請する価値は十分すぎるほどです。
支給額は大まかに言うと、過去1日あたりの給与(過去6ヶ月の給料の合計を180日で割る)の50~80%が90~330日間もらえます。
これだけ幅があるのは、人によって状況が様々だからです。
支給額は次の点が考慮されて決まります。
- 退職理由が自己都合か会社都合か
- 退職時の年齢
- 雇用保険に何年加入していたか
自分の場合は6062円を90日間もらいました。
計54万です。
薄給だった自分にとってはすごく大きいです。
生活水準も月10万ぐらいまで下げたので、これだけで無職寿命は5ヶ月伸びました。
2. 固定費を削減する
本当にやって良かったなと思いました。
効果絶大です。
これに関しては無職に関係なくやる価値はあるかと思います。
私は固定費削減で毎月の支出が減って、だいぶ気が楽になりました。
毎月の固定費っていざ真剣に向き合ってみると凄い数なんですよね。
まず多くの人が払っているであろうものとしては、
家賃、電気、ガス、水道、インターネット、携帯電話、火災保険、生命保険、医療保険、固定電話、NHK...等々
また、車を持っていれば、
駐車場、自動車保険、自動車税、メンテナンス費用...等々
そして、人によっては、
ネットフリックス、アマゾンプライム、ジム、ビジネススクール、オンラインサロン、雑誌の定期購読、などの月会費や年会費
これら全てを「それぞれ毎月いくら払っている」としっかり把握していますか?
またこれらの支払いは「全て自分の生活に必要不可欠だ」とはっきり言えますか?
私は自分の支出は割と把握している方だと自負していました。
しかしいざ見直してみると、不要な保険、過剰な保険、今の生活に不要なサービス、契約時になんとなく付けたオプションなど「不要な支払い」をしていたことに気付かされました。
そのような「不要な支払い」を全て洗い出し解約しました。
そして合計どれくらいの固定費を削減したかと言うと…
月22,390円です。
いや恐ろしい。
毎月こんな額を無駄に垂れ流していたと考えると悔しい限りです。
年間で約27万です。
これを何か新しい学びに使ったり旅行に使ったり、できることを色々考えると、固定費削減を試みる価値はあるのかなと思います。
3. メルカリで不要な物を売る
失業保険や固定費削減に比べて威力は小さいですが、不要な物が意外と高値で売れる優れものです。
メルカリじゃなくても「ヤフオク!」や「ラクマ」などフリマアプリなら何でもいいと思います。
ただ私が実際使っているのがメルカリで、使いやすく、ここまで自分の期待以上に物が売れたためお勧めです。
それまでは不用品を売る時はハードオフ、ブックオフ、トレジャーファクトリーのような実店舗のあるリサイクルショップに行っていました。
そしてそこから得られるお金は数十円、良くて数百円ということがほとんどでした。
しかしメルカリだと大まかな感覚で10倍、ものによっては数十倍の値段で売れるという感じです。
中には自分が購入した値段より高く売れた物もありました。
色々試してみると面白いです。
自分の持っている物が「実際いくらで売れるんだろう?」と気になる方は、実際にメルカリサイトに行ってその物を商品検索してみるといいです。
過去に、どれくらいの人がそれを出品していくらで売れた、という記録が残っているので、だいたいの相場を知ることができます。
私もメルカリを使う前は、「やり取り面倒臭そう」「どうせたいした値段で売れないだろう」などと避けていました。
しかし実際使ってみて、いい意味で期待を裏切られ、「やっぱり何でもやってみるもんだな」と強く思いました。
大袈裟ですが「ものは試し」とはまさにこのことですね。