【知らなきゃ損】無職の節約には外せない「楽天経済圏」
そんな中、私はある一つの感動的な節約法に出会いました。
それが「楽天経済圏に入ること」です。
「楽天経済圏に入る」とは?
日常生活に必須のサービス(銀行、クレジットカード、スマホ、インターネット、保険など)の利用を、「それまでの会社」からできるだけ「楽天グループの会社」に乗り換えることです。
楽天グループにまとめることで、様々な特典を受けられます。
この「様々な特典」が大きな節約につながります!
私は無職になってから、節約のためにあらゆる手を尽くしてきました。
中でも別格の威力を発揮したのが楽天経済圏。
その何よりの魅力は「節約のために頑張らなくていい」ことです。
<この記事でわかること>
- 無職の私が楽天経済圏でどれぐらい節約しているか
- 楽天経済圏で節約が自動でできる理由
- 楽天経済圏で節約するためにやること
目次
1. 無職が楽天経済圏でどれだけ節約しているか
楽天経済圏に入ってから「毎月いくら節約しているか」というのを計算してみました。
その結果がこちらです。
銀行の預金利息:約¥248/月
カード払い:約¥200/月
楽天市場での買い物:約¥232/月
スマホ代:約¥730/月
計: 約¥1,410/月
毎月1,410円の節約です。
しかし実際は、それに加えて「12,000円分のキャンペーンポイント」ももらいました。
そのため、節約効果は計算した月額以上です。
「たった1,410円?」
と、思われた方もいるかもしれません。
しかし、ここで重要なのは「節約が自動化されている」ということです。
つまり、節約のために頑張らなくていいのです。
例えば、
- これはあっちのスーパーの方が安いから、あっちで買おう
- 見切り品のタイミングに合わせて買いに行こう
といったことです。
それによって何十円か安くなるかもしれません。
しかし、そこに振り回されて動くと、買い物の度に頑張らなければなりません。
そして、その分の時間を失います。
果たして「手にした何十円」がその「失った時間」に見合うでしょうか?
楽天経済圏は、最初の手続きさえ済ませてしまえば、あとは普段通りの買い物をするだけでいいのです。
あとは勝手にポイントがどんどん還元されて積み重なり、
気づいたら節約になっています。
そこに加えて「大きなキャンペーンポイント」ももらえるので、手続きの労力を考えても十二分の価値があると思います。
2. 楽天経済圏で節約が自動でできる理由
まず、その理由を短くまとめると、こうなります。
「楽天経済圏に入ったことで、普段よく利用するサービスに適用される条件が良くなったから」
では、具体的に「何がどう良くなったのか」、それが以下の表です。
それが私にもたらした「節約額」も記載しています。
以前 | 楽天経済圏 | 節約額 | |
---|---|---|---|
1. 銀行の預金利率 | 0.001% | 0.1% | 約¥248/月 |
2. カード払い時ポイント還元率 | 0.5% | 1% | 約¥200/月 |
3. 楽天市場ポイント還元率 | 1% | 5% | 約¥232/月 |
4. スマホ通信料 | 約¥1,810 | 約¥1,080 | 約¥730/月 |
合計 | 約¥1,410/月 |
どうしてこの節約額が生まれるのか、各項目ごとに解説します。
(1) 銀行の預金利率
それまで大手銀行に預けていた預金を全て楽天銀行に移し、預金利率が100倍になりました。
利用していた大手銀行の金利:0.001%
楽天銀行の金利:0.1%
それによって、以前まで「約30円/年」だった利息が、「約3,000円/年」になりました。
その差は2,970円。
それを12ヶ月で割ると248円、つまり月々248円の節約になります。
(2) カード払い時ポイント還元率
普段のスーパーでの買物、外食、光熱費の支払いでメインで使うカードを、「大手銀行のクレジットカード」から「楽天銀行デビットカード」に変えました。
楽天銀行が発行する「デビット機能の付いたキャッシュカード」です。
楽天カード株式会社が発行する「楽天カード(クレジットカード)」とは異なります。
店舗や通販などで、「クレジットカードと同じ使い方」で支払いができる機能です。
しかし、「口座引落」において、以下の違いがあります。
クレジットカード
一ヶ月の支払いをまとめた分が、あとで口座から引き落とされる
デビットカード
一回一回の支払いの度に、口座から引き落とされる
それによって、ポイント還元率が以下のように0.5%アップしました。
大手銀行のクレジットカード:0.5%
楽天デビットカード:1%
私の普段のカード払いは平均すると、毎月40,000円ほどです。
つまり、そこから還元されるポイントは、
以前:200ポイント(40,000円×0.005)
現在:400ポイント(40,000円×0.01)
となり、その差200ポイントです。
1ポイント1円として使えるので、毎月200円の節約です。
「楽天市場の買い物」では、ポイント還元率がよりお得な「楽天カード」の使用がお勧めです。
楽天銀行デビットカード:1%
楽天カード:2%
「楽天市場以外の買い物」では、ポイント還元率は、同じなのでどちらを使っても違いはないと思います。
楽天銀行デビットカード:1%
楽天カード:1%
ただ私は、クレジットカードのように後から請求が来るのが嫌なので、「楽天市場以外の買い物」では、デビットカードを中心に使っています。
(3) 楽天市場ポイント還元率
楽天市場で買い物をするとポイントが還元されます。
その還元率は、「利用している楽天サービスの数」が多いほどアップします。
私は以前は、「楽天会員に登録している」のみで、その還元率は1%でした。
それが、以下のように利用サービスを増やした結果、5%まで上がりました。
楽天モバイル加入(1%)
楽天カード入会(2%)
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定(1%)
以前から、米とナッツをネットで定期的に買っていて、その額は月々だいたい5800円です。
つまり、そこから得られる還元ポイントは
以前:58ポイント(5,800円×0.01)
現在:290ポイント(5,800円×0.05)
になりました。
その差は232ポイント、毎月232円の節約です。
普段からネット通販をよく利用する人ほど、節約に繋がりますね。
(4) スマホ代
以前からスマホは格安SIMを使っていたので、毎月のスマホ代は約1,810円と、それほど高くありませんでした。
しかし、楽天モバイルでは月額料金がもっと安くなり、現在は約1,080円で済んでいます。
その差額は730円、毎月730円の節約です。
高額な大手キャリアからの乗り換えなら、
節約額は私の何倍にもなると思います。
おまけ1:ATM利用手数料無料
私は現金を引き出すことが殆どないため、節約額の計算には含めませんでした。
しかし、これも人によっては節約のポイントになります。
楽天銀行では「口座残高によって」月に決まった回数のATM手数料が無料になります。
もし月に何回かATMを利用する人であれば、
さらに何百円の節約ができますね。
おまけ2:キャンペーンポイント
「毎月どれぐらい節約できるか」というのが重要なので、これはあくまで「おまけ」です。
しかし、その「おまけ」がめちゃくちゃ大きいです。
キャンペーンポイントは、楽天の各サービスと契約することでもらえます。
私の場合は以下でした。
楽天銀行口座開設:1,000ポイント
楽天モバイル契約:5,000ポイント
楽天カード入会:6,000ポイント
ポイントの大きさは時期によって変わりますが、いつも何かしらキャンペーンをやっていて、大量のポイントがもらえる印象があります。
毎月節約できる上に、こんなにポイントを貰えるのはありがたいです。
もらったポイントは楽天市場で使ったり、デビットカードの支払い、楽天モバイルの支払いに当てています。
3. 楽天経済圏で節約するためにやること
まず、以下が各特典を受けるために必要なことです。
特典は他にもありますが、ここでは私が受けているもののみ言及します。
特典 | 必要なこと |
---|---|
預金利率0.1% | 楽天銀行口座開設 楽天証券口座開設 マネーブリッジ設定(楽天銀行と楽天証券の口座を繋ぐ設定) |
楽天市場ポイント還元率5% | 楽天会員になる(1%) 楽天銀行口座開設 楽天カード入会(2%) 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定(1%) 楽天モバイル加入(1%) |
カード払い時ポイント還元率1% | 楽天銀行口座開設(申込時デビットカードを選択) or 楽天カード入会 |
スマホ代削減 | 楽天モバイル加入 |
楽天銀行口座開設キャンペーンポイント | キャンペーンエントリー 楽天銀行口座開設 |
楽天カード入会キャンペーンポイント | キャンペーンエントリー 楽天カード入会 |
楽天モバイル申し込みキャンペーンポイント | キャンペーンエントリー 楽天モバイル加入 |
「えっ!?やること多くない?」と思った方、安心してください。
まとめると、「やること」は次のようになります。
- 楽天会員になる
- 各キャンペーンにエントリー
- 楽天銀行口座開設
- 楽天証券口座開設
- マネーブリッジ設定(楽天銀行と楽天証券の口座を繋ぐ設定)
- 楽天カード入会
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定
- 楽天モバイル加入
「これらを全てやらないと楽天経済圏の特典は全く受けられない」
というわけではありません。
この中の何かが欠ければ、その分特典が「減る」だけです。
例えば上記リストで「楽天カード入会だけしなかった」としても、それ以外の部分で特典があるので節約はできます。
逆にもっと色々な楽天のサービスを利用して特典を「増やす」こともできます。
楽天には電気、ガス、保険など他にも多数のサービスがあります。
それらをうまく合わせて、もっと節約している方もいるようです。
4. まとめ
ポイントをまとめました。
- 楽天経済圏で毎月1,410円節約し、加えて12,000円分のポイントを得た。
- 楽天経済圏で節約が自動でできるのは「消費生活における様々な条件が良くなったから」である。
- 楽天経済圏で節約をするために「やること」は以下である。
- 楽天会員になる
- 各キャンペーンにエントリー
- 楽天銀行口座開設
- 楽天証券口座開設
- マネーブリッジ設定(楽天銀行と楽天証券の口座を繋ぐ設定)
- 楽天カード入会
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定
- 楽天モバイル加入
無職の方の節約の参考になれば幸いです。