【結局どれがいいの?】エアコン掃除に使える洗剤
「エアコン掃除はどの洗剤を使ったらいいの?」
「家庭にある洗剤でできるの?」
「一つの洗剤で全体を掃除できるの?場所によって使い分けるの?」
こんな悩みを解決します。
私は最近、初めてエアコンを自分で掃除しました。
そのため、取り掛かる前に、色々なブログやyoutubeを見て、やり方を学びました。
その中で一番悩んだのが、「結局どの洗剤がいいの?」という点です。
使われている洗剤は様々で、ある人はそれを使っていても、別の人はそれを推奨していなかったりと、情報が錯綜しています。
そこで、「どの洗剤が使えるか」について、わかったことをここにまとめました。
<この記事でわかること>
- エアコン掃除に使える洗剤
- エアコンのどの部分にどの洗剤が使えるか
目次
1. エアコン掃除に使える洗剤の実例
まず、参考にしたブログとYouTubeで使われていた洗剤を以下にまとめました。
洗剤は全て「100均、スーパー、ドラッグストアで数百円で買えるもの」です。
特に悩みやすい「ファン」と「熱交換器(フィン)」において、「何の洗剤を使っているか」記載してあります。
1. KYAPIA TV★動物とピアノ(YouTube)
▶︎ 100均グッズでエアコン掃除・素人でも水洗い 洗浄・クリーニング(パナソニック)
ファン:中性洗剤
熱交換器:中性洗剤
2. コモンホーム(ブログ)
▶︎ 高圧洗浄機と重曹でエアコン清掃?洗浄スプレーを使わず自分でエアコンを掃除する3つの方法とは?
熱交換器:中性洗剤 or 重曹水(弱アルカリ性)
3. Handyman(ブログ)
熱交換器:重曹水(弱アルカリ性)
4. イエクリン(ブログ)
▶︎ エアコンファンは自分で掃除できる?重曹やスプレーを使った方法とは
ファン:重曹水(弱アルカリ性)or 食器用洗剤(中性)
5. ハハサポ(ブログ)
熱交換器:重曹水(弱アルカリ性)
6. おそうじ屋さんラクーン(YouTube)
▶︎ 【エアコンそうじ】プロのハウスクリーニング士が家庭にある道具や洗剤でエアコン掃除! 【自分でエアコン掃除】【エアコン分解から洗浄までの動画】【洗ってみた】【ダイキンエアコンクリーニング】
ファン:食器用洗剤(弱アルカリ性)
熱交換器:食器用洗剤(弱アルカリ性)
7. スーログ / Kazuto Takano(YouTube)
▶︎ 素人でもできる!臭いとカビがひどすぎるエアコンを自分で掃除してみた。
ファン:オレンジクリーナー(弱アルカリ性)、エアコン洗浄スプレー(中性)
熱交換器:オレンジクリーナー(弱アルカリ性)、エアコン洗浄スプレー(中性)
8. Yuuichi Takabatake(YouTube)
▶︎ 100均グッズでエアコンクリーニングやってみた!【前編】 《石川県白山市・金沢市・野々市市 便利屋さんのワンポイント》
ファン:オレンジクリーナー(弱アルカリ性)
熱交換器:オレンジクリーナー(弱アルカリ性)
9. ハイサイ探偵団(YouTube)
▶︎ 【超節約】100円均一グッズでエアコン洗浄が出来る?
ファン:お酢でおそうじ(弱酸性)
熱交換器:お酢でおそうじ(弱酸性)
10. くらぷらTV(YouTube)
▶︎ 100均グッズを使用して自分でエアコン掃除(分解不要)。プロのコツ!
ファン:アルカリ電解水(アルカリ性)
熱交換器:アルカリ電解水(アルカリ性)
11. うにゅくらぶ(YouTube)
【エアコン掃除②】市販のエアコンスプレーを使って驚くほどキレイに?!自分でファンも掃除してみた!【100円ショップと家にある掃除道具でできる!】
ファン:マジックリン(アルカリ性)
熱交換器:エアコン洗浄スプレー(中性)
2. エアコン掃除にはどの洗剤がいいのか?【結論】
以上をチェックして私が出した結論はこれです。
「ファンも熱交換器も、家庭にある中性か弱アルカリ性の洗剤を使う」
例えば、食器用洗剤、重曹、ウタマロクリーナーなどです。
理由は次の3つです。
理由1:実例が多いから
実際に中性、弱アルカリ性の洗剤を使っている人が多いという印象を受けました。
また、調べる中で「中性」「弱アルカリ性」という言葉も頻繁に目にしました。
理由2:アルカリ性だと強すぎるから
エアコンの汚れは酸性のものが多く、汚れを落とすにはアルカリ性が適しています。
そのため、アルカリ性を使いたいところなのですが、「熱交換器はアルミでできており、このアルミがアルカリ性に弱い」そうです。
ゆえに、アルカリ性の洗剤は熱交換器を壊してしまう可能性があります。
しかし、中性または弱アルカリ性であればアルカリ性が弱くなりアルミにもダメージを与えにくいそうです。
今回紹介した動画にはアルカリ電解水、マジックリンとアルカリ性を使用しているものもあります。そのため一概にアルカリ性がダメとも言えないようです。
理由3:安全性が高いから
アルカリ性は部品だけでなく、もちろん人の体にも害があります。
そしてエアコン洗浄は、おそらくほとんどの人がエアコンに対して斜め下ぐらいの位置から掃除をすることになります。
飛び散ったり垂れてきた洗剤が皮膚に付くのを完全に避けるのは難しいです。そのため、体に害の少ない中性、弱アルカリ性の方がより安全に作業できます。
3. エアコン掃除で洗剤を使う時の3つの注意点
だいたいのブログ、動画に共通して見られたポイントがあります。
おそらくそれは、作業する上で「誰もが心に留めておくべき大事な点」だと思うので注意点として3つ、以下に挙げておきます。
(1)洗剤を必ず水でしっかり洗い流す
洗剤を使用したら、洗剤がエアコン内部に残らないように、必ずたくさんの水でしっかり洗い流す必要があります。
それが不十分だと、部品を劣化させたり、カビの温床になったりします。
(2)電装部分に洗剤や水を絶対にかけない
エアコン右側にある「重要な機械のかたまり」の部分です。ここに洗剤や水がかかってしまうと故障の原因になるそうです。
そのため、作業の最初にまずここをしっかり養生して、水や洗剤がかからないようにする必要があります。
やり方は、先に紹介した動画等で解説されているので、確認してください。
(3)自己責任でやる
どの洗剤を使おうと、上記2つの注意点のように「素人が失敗しやすい点」が存在します。それゆえ、「自分でやらずプロに頼むべき」とも言われるわけです。
よって、自分でやるのであれば、故障させてしまう可能性を踏まえて、自己責任でやる必要があります。
4. 私がエアコン掃除に使った洗剤
ここでは私が実際に使った洗剤を紹介します。
ファンに「重曹水」、熱交換器に「エアコン洗浄スプレー」を使用しました。
重曹水にしたのは2章で述べた理由と、普段の掃除でも使っていて家にあったからです。
熱交換器をエアコン洗浄スプレーにした理由は、水で流さなくていいので楽そうだったからです。
今のところ2回エアコンを動かして問題はありません。この先どうなるかわかりませんが…
5. まとめ
ポイントをまとめました。
- ファンも熱交換器も、洗剤は家庭にある中性か弱アルカリ性の洗剤が使える
- アルカリ性の洗剤を使用した例も少ないがある
- 洗剤を必ず水でしっかり洗い流す
- 電装部分に洗剤や水を絶対にかけない
- 自己責任でやる
以上、参考になれば幸いです。