S&B赤缶カレーに「オリーブオイル」を入れたら「とろみ」がついた話
「赤缶でカレーを作ると、とろみがつかないよー!」
「小麦粉入れずにとろみをつけたい!」
という方に朗報です。
「オリーブオイル」を入れたら赤缶で作ったカレーに「とろみ」がつきました。
小麦粉なしです。
私はカレーが大好きで毎日食べています。
毎日食べるがゆえに、健康を考えて、ルーではなくカレー粉である赤缶を使っています。
そして、より良いカレーにするためにレシピのマイナーチェンジを繰り返していたら、オリーブオイルにたどり着きました。
それについてお話します。
<この記事でわかること>
- オリーブオイルで「とろみ」がつく赤缶カレーのポイント
- 赤缶カレーにオリーブオイルを入れようと思った理由
目次
1. オリーブオイルで「とろみ」がつく赤缶カレーのポイント
カレーに初めてオリーブオイルを入れて「とろみ」がついた時、変更点は「オリーブオイルを入れた」という点だけでした。
つまり、「他の条件は全く同じでカレーを作った結果、とろみがついた」ということです。
しかし、一口にカレーと言っても、その作り方は人によって結構異なります。
そして、「私の作り方のカレー」にオリーブオイルを入れたことで、「とろみ」がついた可能性も考えられます。
よって、私のカレーのポイントを4つ、留意点を2つ、以下に紹介しておきます。
ポイント1:動物性食品は入れていない
肉、魚、卵、乳製品などの動物性食品はいっさい入れていません。
タンパク源として大豆を入れています。
ポイント2:野菜は全て粗みじん切り
- 玉ねぎ
- 人参
- ごぼう
- ブロッコリー
- しいたけ
を全て3~5mm角ぐらいの粗みじん切りにしています。
ポイント3:水は入れない
水分は入れますが、純粋な「水」は入れません。
水分として次の2つを入れています。
- 大豆の煮汁を約200ml
- ココナッツミルク約400ml
10皿分に対してこの量なので、水分量の割合としては結構少ないかと思います。
しかし、野菜から水分がかなり出てきます。
ポイント4:オリーブオイルはたくさん入れる
100~120mlぐらい入れています。
これも10皿分に対しての量なので多いかと思います。
肉も入れないし、他の油も一切使わないため、多めに入れています。
その他留意点
油を入れるタイミング
以前は油を全く使っていなかったため、炒める工程がありませんでした。
大豆と切った野菜を全部鍋に入れて煮るだけでした。
しかし、オリーブオイルを使うようになってからは、最初にオリーブオイルを入れて、たまねぎを炒めています。時間は3~4分ほどで、短いです。
その後すぐに大豆煮汁と他の野菜を入れて煮ています。
オリーブオイルの種類
使っている油は、”エキストラバージン”オリーブオイルです。
オリーブオイルでもエキストラバージンオリーブオイルでも関係ないとは思いますが、一応お伝えしておきます。
2. 赤缶カレーにオリーブオイルを入れようと思った理由
オリーブオイルを入れようと思ったのは、実は「とろみをつけるためではなく、脂質を補うため」でした。
自分の食事は、全体的に脂質が不足していました。
このカレーにおいても、大豆と野菜とココナッツミルクを煮るだけで、肉も入れないし油も使わないので、脂質が非常に少なかったのです。
そこで脂質を補うために、何か油を入れることにしました。
次のように消去法で、どの油にするか決めました。
- サラダ油、ごま油などオメガ6系の油は現代人の大半は摂取過多である
- アマニ油、えごま油などオメガ3系の油は熱に弱くに煮物に適さない
- キャノーラ油(オメガ9系)はトランス脂肪酸や遺伝子組み換えが懸念される
残った選択肢はオリーブオイル(オメガ9系)でした。よって「とろみをつけよう」という意図は全くなく、あくまで健康を考えた結果、それしか選択肢がなかったという感じです。
それがいざ作ってみると、以前までならサラサラに仕上がったはずのカレーに「とろみがついてしまった」のです。
それまでは、サラサラなのはしょうがない、と受け入れて食べてました。
というのも、グルテンフリーにするために、小麦粉を入れないようにしていたからです。
「グルテンフリー」と「とろみ」はトレードオフだと思っていました。
しかし、思いがけない形で「とろみ」を手に入れることができました。
3. まとめ
ポイントをまとめました。
- オリーブオイルと以下の組み合わせで「とろみ」を作っている可能性もある。
- 動物性食品は入れていない
- 野菜は全て粗みじん切り
- 水は入れない
- オリーブオイルはたくさん入れる
- 脂質を補うつもりでオリーブオイルを入れた結果、カレーに「とろみ」がついてしまった。
以上、参考になれば幸いです。